開発秘話

開発者プロフィール
並木 秀男
昭和18年10月8日 生

早稲田大学教育学部生物学教室
同大学院理工学研究科生命理工学教授
同研究推進部インキュベーション推進室長

並木教授コメント:
私たちの研究チームでは「肌のトラブル改善と美しい肌の保持」というコンセプトのもと実験を重ね、ようやく本商品に辿りつきました。私達は水と油を混ぜる独自の方法をあみだしたことにより、先に述べた界面活性剤のみならず防腐剤、着色料、香料等、肌のトラブルの原因になる物質を一切使うことなく、本製品をつくり上げることに成功しました。肌のトラブルでお悩みの方々や、いつまでも美しい肌を保ちたい皆様に、安心してお使いいただける本製品をお薦めします。

 

肌によいものだけを集めていたら、自然にアルカリ性になりました

本商品は早稲田大学の並木教授の研究チームにより開発されたものですが、実はもともと化粧品をターゲットにしていたわけではありません。
通常は混ざらない水と油を
界面活性剤無しで混ぜる新しい方法を、他の目的のために研究していて実用化のメドがたった頃、ほとんど全ての化粧品に、肌にきわめてよくない合成界面活性剤が堂々と使われていることを知りました。
何とかしないとますます女性の肌がおかしくなってしまうと考えで、研究チームにとっては畑違いの分野ですが、急遽化粧品にも応用してみようという事になったのです。7年以上も前の話になりますが、改めて化粧品を調べてみますと、
界面活性剤のみならず、防腐剤、着色料、香料など、およそ肌によくないものが堂々と含まれていることが分かり、愕然としたというわけです。

アトピー性皮膚炎などで肌のトラブルに悩んでいる人が多いのに何故???その結果、肌に良いものだけを使用し乳液を作ってみると自然にアルカリ性になったのです。女性の肌のために安心してお使いいただける乳液を提供できることが今私どもの喜びです。 化粧品は皆様に“夢を売る”のが一番ですが、基礎化粧品についてはやはり皆様に知識を得てお使いいただけるのが、私どもの願いです。夢だけでなく現実を売るのが私どもの使命なのです。

主役は、明治時代からの皮膚治療薬である、アルカリ性の”ベルツ水”

界面活性剤とりわけ合成界面活性剤(石油などから合成するもの)が肌によくないことはもうほとんどの方がご存知だと思います。
上記でお話ししましたように、別の目的でしたが界面活性剤無しで水と油を乳化することには成功していましたので、すぐにでも問題なく実用化できるはずでした。ところがそう簡単には行かなかったのです。というのも、一般に使われている防腐剤が、極めて恐ろしい作用を人体に及ぼす可能性があるものであることが分ったからです。
敢えて専門分野外のことをやる以上、ひどいアトピー性皮膚炎の方など、どんな肌の弱い方でも使えるような、肌や人体によくないものを一切含まない安全なものを原材料とし、さらに自然治癒効果もあるようなものでないとチャレンジする意味が無い・・・という背景もあったわけです。

というわけで、ともかく肌によくない防腐剤はなくしてしまおう…ということになりました。
幸い、
防腐剤も不要な安全なもので、同時に治癒効果もあるものという目標に対する答えは、紆余曲折はありましたが比較的容易に見つかりました。開発担当者自身が、ステロイドで治癒しきれなかったひどい主婦湿疹を、自力で治した経験があったからです。
その主役は、明治時代からの皮膚治療薬である、アルカリ性の
ベルツ水”でした。
広辞苑をお持ちの方は、是非“
ベルツ水”の項をご覧になってみて下さい。代表的な化粧水の一種というような説明も載っている筈です。
ともあれ、開発担当者のひどい主婦湿疹を治したアルカリ性の
ベルツ水を考えに加えることにより、防腐剤無しで保存が出来、また皮膚の治癒効果も期待できるものが出来上がったわけです。
何故防腐剤が要らないの?という疑問が湧くかと思いますが、その答えは″アルカリ溶液中ではバクテリアが繁殖できないので、腐る恐れが無いから″です。

理想の100%乳化を目指して・・・

開発が完了し実用化のメドがついた頃、並行して数多くの方によるモニタリングも実施しました。結果は予想していた通りで、一般の方は浸透性がよくベトベトしないのに保湿効果があり、又よく伸びて少量ですむので経済的という方が多かったと記憶しています。
又アトピー性皮膚炎の方でも、ヒリヒリする場合の対処方法などを前もってよく説明しておけば、問題なく使えることが分りましたし、治癒するケースすら出てきたことでした。
しかしながら開発に倍する苦労が実際の商品を世に出すまでにかかりました。というのは、
界面活性剤を全く使わないで、元々混ざり合わない水と油を乳化させる(混ぜ合せる)には、相応の攪拌装置が必要とされるからです。そのような攪拌装置はどこにでもあると思っていたのですが、一度に5リッター以上を強力かつ均一に攪拌できるような装置で、実用に供しうるものは実は世の中にはなかったのです。
いろいろな製造メーカーを当たった結果、粘土科学研究所が長年にわたり培ってきた粘土についてのノウハウと攪拌装置を利用させていただくことで、試行錯誤の結果、ようやくこの商品にたどりついたのです。

リーシャ(LEESHA)では、界面活性剤無しで乳化する役割を主に担っている、極めて純度の高いベントナイトという粘土の一種を使っており、その扱いにも熟練したノウハウが必要というわけです。
ちなみに粘土科学研究所は、粘土の乳液・クリームや歯磨きなど、昨今評判になっている数多くの粘土ベースの化粧品他の商品を発売しておられる、ユニークな粘土専門の会社です。
私どもは、商品コンセプトに反する香料や色素でごまかすようなことをするつもりは全くありません。理想の100%乳化を目指してまいります。
ご使用の際、なるべくよく振ってからお使いになることと、温度や湿度が高いと分離が進みやすいので冷蔵庫保管することをお勧めいたします。